2011年4月7日木曜日

シドニーのお医者さん

一か月ほど前に吐き気、腹痛に襲われ、症状が一週間以上続いたので、お医者さんに行きました。

医者といっても大きい総合病院ではなく町医者的なクリニックです。

シドニーでは体調が悪い時は基本的に近所のクリニックに行き、専門的な治療が必要だとクリニックの医者が判断したときに紹介状をもらい、大きな病院にいくそうです。

というわけで、体温調節までおかしくなり、吐き気がして口の中がパッサパサに乾いた感じ(いわゆる超病人ルック)で30度近い気温の中毛布にくるまって彼に手をひかれながら歩いて五分くらいのクリニックに到着。
実際は吐き気がするので歩いては止まり、また歩いては止まりで10分くらいかかりましたが。。。

そして事前に日本からの保険について問い合わせていたので、「電話したものですが~」みたいな感じでフロントに行く。
それでもって「じゃあこのカードに連絡先と名前書いてくださいね~」と言われ適当な紙を渡される。

ちなみに日本のような症状をたくさん書いたりする初診の紙ではないです。本当に連絡先と生年月日だけ書くような紙です。

そして待合室で待ちます。

毛布にくるまりしばらくぐったり。

名前を呼ばれてお医者さんの診察室へ・・・と思ったら診察室がやたらと書斎って感じ。。。。
この感覚、身に覚えがありまして。。。

モスクワで風邪をひいてお医者さんにかかった時も診察室に入ったら、ゴージャス(ロシア市民の割には)な書斎にお医者さんが座ってて「どうしちゃったの?」と聞いてくる。喉も見ずに症状だけ聞いて「風邪ね。」の一言。
「薬局でヨード買って、コップ一杯のお水に塩小さじ一杯とヨード二、三滴垂らして混ぜてうがいしなさい。分量を間違えたらだめよ。」これが診療。そしてそれ以降はモスクワの歴史を10分くらい語り、私はクリニックを後にした・・・。という感じでしたね。

今回のお医者さんはおじいちゃん先生で、やさしい感じでしたが独り言が多い(普段しゃべる声も小さいので私に話してるのか独り言なのかわからない。)のと爪が長くておなかの触診のときに痛かったことくらいを除けばとてもいい先生でした。私が一生懸命症状を説明してるのを聞いてくれたし、できる検査をオプションで紹介してくれたりして、安心できる先生でした。

この胃の症状が出たときに日本から持ってきたムコスタ(処方胃腸薬)を飲んでみましたが、効果がなかったので、とりあえずお医者さんにも「これ飲んでました」と見せましたが「これは何じゃね?」って感じであまり助けにならなかった感じ・・・。
でも日本から持ってきて常用している薬があれば絶対お医者さんに話したほうがいいですね。パッケージを持っていったり、成分と効果を(できれば英語でも)調べて持っていくとお医者さんも助かると思います。
今回私も調べていきましたが、先生が成分じたいを知らなかったので、あまり役に立ちませんでしたが・・・。

先生に日本のワーホリ保険用の診断証明書を書いてもらい、診療は終了。

先生の意見では食べ過ぎやストレスによる胃酸過多だろうということで、胃酸を抑える薬を処方してもらいました。
帰り際に処方されたのと同じ薬のサンプル(5回分)を持ってきてくれて、「これ、あげるから試してごらん。もしかしたらこれで治れば処方箋もいらないかもね。」と言って無料でサンプルを二つもくれました。
いい先生だぁ~~~。
というわけで処方箋をもらい、帰宅。

ちなみにオーストラリアの健康保険証(メディケア)を持ってないので、初診が50ドルかかりました。
これは後で日本の保険に申告してキャッシュバックがあるはずですが、一時的にとはいえ、50ドルは貧乏なワーホリ滞在者には大金でございます。今回50ドルは先払いです。日本だとお会計は必ず後ですよね。でもここでは先払いで、診察が終わるとフロントまで先生が見送ってくれました。

経過はサンプルで症状はずいぶん楽になりました。3,4日でかなり回復しました。
でも食べ過ぎたりちょっとストレスがたまるとまた胃痛がしたり、胃の不快感から眠りが浅くなったりして、睡眠不足の結果背中が痛いなど他の症状も出てくるので結局最近になって処方箋は使いました。
処方箋は一年間有効らしいので、後でもらうこともできるらしいです。

でもやっぱり日本で常用していた漢方の胃薬のほうがよく効くというか体にあってる感じがしますね。
シドニーでもチャッツウッド駅の近くの薬局なんかで「漢方」とか書いてあるのを見ますが、やっぱ漢方ってすごいなって思いました。いつかシドニーで漢方を買ってみたいな。その時はまたレポします。

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